月別アーカイブ: 2016年7月

飛龍建造(サンプル作成記)6

◇展示台作成

今回の飛龍は動きを付けたかったのもあり”つま先立ち”です。
キットにはスペーサーが付属しています。
一応らしく見せるために未熟ながら海っぽくベースと合わせ作ってみました。

用意したのはリキテックスの「ジェルメディウム 艶出し盛り上げメディウム」と「フレキジブルモデリングペースト 柔軟盛り上げ剤」の2つです(塗料は別)

HP002

①まずベースを作りました。
モデリングペーストをスパチュラでペタペタと塗ります。モデリングペーストは白いです。
波を意識して、こうなんというか…。

②あとはスペーサーを置いた位置と飛龍の進行方向を意識して流れる波の感じをこうペタペタと。
ペーストは盛り上げた部分のエッジが立っています。もちろん限界はありますが。

③写真はスペーサーとベースが分かれていますが、位置合わせと飛龍との取り付けが出来ていれば、接着して作っても問題ないかと思います。

④乾燥して触っても崩れなくなったら塗装です。今回色味は暗めのブルーとグリーンを少々調整しました。

⑤乾燥後にジェルメディウムを筆塗しました。ジェルメディウムは乾燥後に透明になります。厚みムラの部分などはかえって味が出るような気がします。

⑥次に波しぶきの白い感じを出します。

⑦自分は上記のメディウムとペーストを混ぜて波の高い位置にスパチュラでちょいちょいと盛っていきました。
スペーサーの方も基本は同じです。

意外と簡単にできたので皆さん挑戦されてみてはいかがでしょうか。

HP001a
なんとなく海っぽく

HP003a
なんとなく波っぽく

反省
どっちかというと大型船には良いかなーという出来栄え。
次機会があれば、もっとこう透明感のある海と水飛沫を作ってみたいです。

飛龍建造(サンプル作成記)5

◇矢筒&アンテナ

①アンテナ、矢筒、ダミー矢、ダミー矢取り付けベース、矢筒取り付けベルト、それと上体、両袖の組みあがり写真です。
(自分は輸送のためこの状態で止めて、他パーツとは現地組み立てです)
HP005a

②アンテナと矢筒はバリ取り、下地処理の後サフ吹き前に接着しました。他は塗装後に接着です。
ダミー矢の取り付けベースは写真では見えませんが、塗装した矢をベースに取り付けて筒に入れ接着しています。

③取り付けベルトは全体的にウェザリング処理を施し、金具部分は若干シルバーを筆ブラシで擦っています。

④矢羽の日の丸は小さいので処理に迷いましたが、結局丸のマスクシートを使って塗装で処理しています。
赤丸デカールとか売ってればな~とか思いつつ…。

⑤上体との取り付けには、念のためアルミ棒で軸を打っています。

飛龍建造(サンプル作成記)4

◇キット付属の糸・紐の処理

前掛けの取り付けに紐、和弓の弦に糸を使用します。(キット付属)
思ったよりも馴染みました。

糸はサイズを調整しながら両端を輪っかにしてひっかけます。(軽く張る感じ)
今回は糸の輪の部分をブラックで塗装しています。

HP004a

HP010a

前掛け装甲の取り付け紐は2等分にして、長さをちょうせい調節して取り付けます。
先端に結び目を作り装甲の裏から紐を通してください。

HP006a

飛龍建造(サンプル作成記)3

◇ウェザリング処理について

①これは諸先輩方の製作記事のサイトにありますし、本も出ていますので簡単な方法を。

②タミヤのエナメル塗料のマットブラックを薄めてエアブラシで汚したい場所に吹きます。

③エナメル塗料用の薄め液を麺棒に少しつけて、角の部分や凸の部分をなでるように拭きとります。
剥げた感じをイメージしています。

④これに必要ならパステルを削った粉末をお化粧するとかで大分いい感じになるかと思います。
写真は煙突型のポシェット?部分です
HP011a

 

飛龍建造(サンプル作成記)2

◇飛行甲板について

今回自分的には最大の難関が飛行甲板の処理でした。
最初全面をデカール処理にしようと思い立ち試してみたのですが上手くいきません。

①だめだった理由一番の理由は、サフ吹き処理により甲板のエッジが若干Rになってしまっていたところでしょうか…。
飛行甲板の縁を原型作成の段階で一段落とす等の処理が必要でした。
参考にプラモを買ってきたり資料本を見ながら3Dデータを作ったのですが、データ作成の技量が足りませんでした。

②そこで一部分のみをデカールにしました。よかったら使ってください。

飛龍飛行甲板01

③上記の木製部分はホワイト地のデカールで色調整しています。 エレベーター部分などは透明地の物を使用しました。

④印刷サイズはお手持ちの物で調整してください。(外枠のラインで現物合わせでお願いします)

⑤また印刷後の処理は平面に貼り付けますので、乾燥後にクリア吹きでよろしいかと思います。

⑥クリアを吹いて乾燥したら張り込んでください。
貼り込んだら乾燥させ、固定のためにクリアを吹きました。

⑦その後、白のラインを貼り込み、フラットベースを吹きウェザリング処理しています。気になる方はここで、再度クリアでラインのエッジ処理をしてもよろしいかと。(デカールなどの段差処理はその1に書きました)

HP007a
紅白のラインは塗装です

飛龍建造(サンプル作成記)1

原型作成については、また別の機会に。
とりあえず今回はサンプルの作成について気が付いたことなどを書いていこうと思います。
また処理の仕方や材料等は自分のやり方を書いているだけで絶対の方法ではありません…、なのでトラぶった場合、責任は持てませんので、色々試してみてください。

◇瞳デカールの張り方、処理

①基本、肌色を吹く前に目をマスク液で処理し白抜きします。
デカールはインクジェット用のミラクルデカールのクリアを使っています。

②Mr.マークセッターを顔の目に塗って、そこにぬるま湯につけたデカールを台紙ごとピンセットで持っていき爪楊枝などでフィルムをスライドさせ貼り込みます。
目の上で爪楊枝でフィルムをそっとスライドさせ台紙を抜き取る感じです。
そして麺棒で水分を取りつつ位置決めをし、気泡等も一緒に抜いていきます。(麺棒に吸わせる…)
位置決めが上手くいかなかったり、水分や気泡を抜くのにデカールをいじり過ぎると印刷が剥げたりするので要注意です。自分 が作る瞳デカールは、柔らかさ重視のため表面コートを水性フラットベースを使っているため剥げやすいです。
剥げたら貼り込み後、乾燥させてからリペイントしておきます。

③デカールの乾燥が確認できたら顔の表面処理です。デカールは均一な瞳の表現ができますが、フィルムの厚みがどうしても出てしまいますので、クリアー吹き→コンパウンド磨きにて段差を見えにくくします。手間はかかりますが結構有効な手段だと思います。

④まずラッカークリアを砂吹きにします。砂吹きとは塗装面がザラザラになるように吹く塗装法です。これは実際にやってみないと解りにくいかと思いますが、やると簡単です。とにかく艶にならないように距離を取りながら吹く?感じです。
塗膜を厚くするためで、これを15~30分置きに数回繰り返し、ザラザラになった後、最後に艶っつやにクリアを吹きます。
(クリア吹きだけでも大分段差が目立たなくなります)
これをラッカーではなくウレタンクリアーでやる方もいらっしゃるようです。

⑤完全硬化後に2000番くらいの耐水ペーパーでデカール段差部分のクリア塗膜を研磨していきます。(※磨き過ぎ注意)
終わったらコンパウンドで磨いて、研磨跡が消えればOKです。

⑥コンパウンドを良く落としてラッカーフラットベースを吹いて乾燥したら完成です。目の部分に再度クリア塗装をして目の艶感を出すやり方もあります。

 

 

飛龍建造計画

ワンフェス2016夏に許諾を頂きました、艦隊これくしょん-艦これ‐より「正規空母 飛龍」です。

卓番6ホール35-06 Light Stuff Product です。よろしくお願いします。

今回原型やサンプル作成で色々初めてのことが多く、特にメカ部分とか色々大変でした。

メカ原型の一部は初めての3DCGで制作し、手間取りましたが変勉強になりました。(ZIN、Taku、K氏にはお世話になりました)

またサンプル作成も色々新しいことをやっています。参考になればと思いますので、本件の制作過程の一部を後日UPしようと用意しています。

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もう一回にこちゃん…

ワンフェス2016夏に許諾を頂きました、ラブライブ!矢澤にこ 水着Ver.2です。

前作から水着ブラの肩紐を作り直しています。(上半身と一体にしています)

WF2016夏に持ち込みます。よろしくお願いします。

再販許諾で、ほのか、真姫、海未も少量あります。

NIKO2顔01

NIKO2_001